USB・DACとイヤフォン・スピーカーが鍵
アマゾンの音楽はこちらアマゾンミュージックUnlimitedを楽しむには最低でも有料版でダウンロード再生が必要なことは過去に書きました
無料版ではダウンロード再生ができません
ストリーミングのSD(標準音質)では、DACやイヤフォン・スピーカーの性能が生かせないからです
この記事では、アマゾンMusicのHD以上の音源をロス無く聴くための方法を記載しました
CD音質の16ビット/44.1khzなら
ポイントは音源です
音源:アマゾンMusic HD・UrtraHD
再生機器:スマホ、パソコン、タブレット どれでもOK
出力機器:有線イヤフォン・スピーカー、ブルートゥースイヤフォン・スピーカー コーデックはAACがおすすめ
CD音質以上で聞きたい場合
音源:アマゾンMusic HD・UrtraHD
再生機器:スマホ、パソコン、タブレット (LDACもしくはUSB-DACに対応している機種)
出力機器:LDACイヤフォン、有線イヤフォンとUSB-DAC
音源・再生機器・出力機器のコラボが重要
HD・urtraHD音源をできるだけいい音で再生するためには
音源・再生機器・出力機器の違いを理解し、自分なりの組み合わせで聴くことが大切でした
この画像はパソコン版のアマゾンミュージックでurtraHDの音源をUSB・DACに接続して聴いたときの画面です
音質は配信された音源の音質です
UrtraHDは量子化ビットが24ビット、サンプリング周波数は44.1khz、96khz、192khzで配信されています
アマゾンミュジックには今のところ192khzの曲はあまりありません
体感した感じでは、24ビットの音源であれば、サンプリング周波数はいずれでも差を感じることは有りませんでした
USB-DACを使用しても、HD音源の場合出力も16ビットです
これでもCD音質なので明確な違いを聴き取ることはできませんが、プラセボ効果なのか24ビットに比べると音に深みが足りない気がしました
人によっても違うのでなんとも言えないところです
以下に現在知りうる情報を表にしてみました
これらの組み合わせで、最大音質が決まるので覚えておきましょう
最低でもHD音源(オフライン再生がおすすめ)
アマゾンミュージックを聴いている方はご承知のように
音源には、データ節約通信、標準音質、HD/UrtraHDの選択ができます
アマゾンではデータ量と通信料の目安をこのように示しています
標準音質でも320kbpsとそれなりのビットレートです
でも、せっかく有料で聴くからには最低でもCD音質(16ビット/44.1khz)はほしいところです
ギガ無制限の方はネットワークストリーミング配信でもOKですが、おすすめはWi-Fiでダウンロードしてオフライン再生です
スマホにもよるのかもしれませんが、モバイルネットワーク通信の場合はUrtraHD音質の楽曲はすべて48khzで再生されていると表示されていました
再生機器はパソコンとスマホの違いを理解しましょう
アマゾンミュージックは、スマホとWindows用のアプリがあります
どちらも高音質で再生できますが、スマホの場合は制限が有るので注意しましょう
AndoroidスマホにはSRC機能により、再生音質は16ビット/48khzに制限されます
これについては、メーカーに確認してください
私のOPPO Reno5a と Pixel7a Pixel7a は2023年12月現在でSRC制限が回避できているようでした
SRCが解除できないと、UrtraHD音源でも最終的に有線イヤフォンでは16ビット/48khzに落ちてしまいます
AACコーデックのブルートゥースイヤフォンでは16ビット/44.1khzです
SRC回避のスマホでも、AACコーデックの場合はこれが最高音質です
これでも十分な音が楽しめますが、せっかくの有料の音質がちょっともったいない気がします
そこでおすすめなのはUSB-DACです
私が購入したラディウスのRK-DA70Cは、最大32bit/384kHz(PCM),5.6MHz(DSD)DoP 再生対応です
Windowsアプリの場合はサウンド設定を最高音質に設定すること
SRC回避できるスマホの場合は、特に設定は要りません
パソコンのUSB端子に接続したときは、必ずサウンド設定を最大に設定しましょう
これで出力は接続する機器に応じて再生されます
先ほどの「端末の性能:24ビット/352.8khz」の表示がこのDACの性能です
音源が24ビット/96khzのUrtraHDの音質で再生できていました
実際に聞いてみると24ビットの深みが感じられます
具体的には、様々な楽器の音が明確に大小の音量で聞き分けられました
ただし、サンプリング周波数の44.1khz、96khz、192khzの違いは私には分かりませんでした
出力機器はイヤフォン・ヘッドフォン、スピーカーになります
これがいちばん大切だと思います
量販店に行くとこれでもかというくらいイヤフォン・ヘッドフォンが並んでいます
廉価版から高価なものまで千差万別ですが、好みに応じて帰ることができるので楽しみです
私のおすすめは・・・・
ブルートゥースはコーデックにより最大値に制限がある
SBC・AACコーデックですと最大で16ビット/48khzです
Windowsでは、この4つの選択肢のみしかありません
24ビット/48000HZに設定しました
パソコンからブルートゥースで再生すると
このようにUrtraHD音源の24ビット/192khzも、24ビット/48khzで出力されます
これはもちろんCD音質を超えているので問題ないと思います
ソニーのLDACコーデックですと24ビット/96khzまで再生できます
AACでもLDACでもCD音質以上なので、メーカーや製品のこだわり等によって音のつくりが変わるので個人の好みで選択するのがいいと思います
実際に量販店でHD・UrtraHD音源を聴いて選びましょう
有線の場合はUSB・DACとのコンビがおすすめ
有線イヤフォンの場合は、アナログなのでビットレートに制限は有りません
でもWindowsでは、この4つからの選択となります
これは、ブルートゥース機器を接続したときと同じ選択肢です
ちなみに私のパソコンに付属のスピーカーは
この画面しか選択できません
有線のイヤフォンやスピーカーなら、最大24ビット/48khzまで出力可能です
確かにイヤフォンをパソコンに直接挿して
24ビット/48khzで出力されていると表示されています
有線イヤフォンをUSB-DACを通して接続すると
音源の持つ最大音質で再生できます
結局・・・・
HD・UrtraHD音源を再生する場合
有線イヤフォンの場合、直接接続だとCD音質、USB-DAC仕様なら音源同等の高音質の音楽が楽しめます
ブルートゥース接続の場合は送信ビットレートの制限が有り、CD音質には及ばないという記事も有りますが、AACコーデック以上の製品なら各社の製品のこだわりでそれぞれ違った音を聴くことができます
実際に色々聞いてみて自分が聴くシチュエーションを考慮して選択しましょう
有線スピーカーはUSB・DACとの相性がいい
最後にパソコンに有線のスピーカーを接続して再生する場合です
USB-DACの仕様ではスマホでもパソコンでもUrtraHD音質で再生できます
(ラディウスのRS-DK70Cはアマゾンで)
しかし、インピーダンスの関係でスマホからUSB・DACを経由してに出力した場合スピーカーの音量が小さいくなります
ラディウスのRK-DA70C USB-DACは出力が大きいので、余裕のある最高音質で再生できることが分かりました???
もちろん、スピーカーの性能も様々ですからお好みと予算で選択してください
私のおすすめは
有線イヤフォンは、オーディオテクニカのCKR-70が今買いどきです
ブルートゥースイヤフォンならATH-CKS30TWがコンパクトで良い音です
まずは、アマゾンミュージックの無料体験